山歩きの記録
           GPSを使用しての感想
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私の使用しているGPSはGarminのeTrex Legend HCxです。2008年2月購入。


地図はTOPO-10Mで別売りです。Ver8からは新たに登山道や崖マークも収録されています。
メモリー容量によりますが私は東京以西の地図をGPSにアップロードしています。
  09/01/18 メモリーは2GBなので全国を転送しました。追加の部分転送はできないようです。
  10/08/27 地図をVerupするとメモリは2GBで不足となったので4GBに置き換え。
         ただし4GBはGPSのソフトVerupが必要なのでダウンロードして置き換え。
         全国の地図を転送。

これとカシミール3Dソフトをデータ処理に使用しています。
カシミール3Dで使用する地図は山旅倶楽部の登山地図です。
カシミール3Dではこの山旅倶楽部登山地図の他に国土地理院発行の地図に切り替えができます。
普通は山旅倶楽部の登山地図を使ってます。
GPSには国土地理院や山旅倶楽部の地図をアップロードできないのが残念な所です。

普通は登山口で歩き始める前にGPSの電源を入れ下山して電源を切っています。
電源を入れて衛生を補足し現在地を表示するまで少し時間がかかります。
GPSは動作開始をチェックした後でザックに入れたままです。最近は首に提げてます。
そして帰宅後軌跡をパソコンにダウンロードし歩いた道を確認しています。

山に行く前には分岐やその他のチェックポイントをパソコンで登録しGPSにアップロードします。
ポイントを登録するとそのポイント名で検索できますので便利です。
GPSは表示画面が小さく、ある地点をGPSの地図上でスクロールして探すのが大変なので
このように登録しているわけです。
GPSでもポイントの登録はできますが、パソコンだと画面が広いので登録がやりやすいです。
GPSでもたまに現在位置を登録する場合があります。現在位置は数秒で登録できます。
迷った所や、分岐やピークで標識がないような場所です。この場合のポイント名は番号です。

歩こうと計画した登山道が地図にない場合は、インターネット等で道を調べポイントをたくさん登録しています。

そして山に行く前にGPSで表示して、登山道の確認とポイントの確認を行って出かけます。

GPSは複数の衛星の電波を受信して自分の位置を計算しますが、谷や山陰など衛星の電波を
受信できない場合は当然ですが自分の位置を確認できません。
その場合は記録として残る軌跡はその部分は飛んでいます。
パソコンで表示すると色々曲がったはずなのにその部分は直線になっています。
これは思った以上にたくさんあります。
九重の黒岳、井原山の洗谷、宝満山等で拾っていない所がありました。
何も障害物がないような所でもありました。原因はわかりません。
ザックに入れる時に上の方に水平に置く等した方が良いかもしれません。

軌跡の登録はGPSの自動モードにしています。
動かなかったり直線の道が長く続いたり等、無駄な登録はスキップし自動で行います。
この自動の軌跡登録の詳細は非公開です。
自動ではなく例えば1分間隔で軌跡を登録する等もできますがまだ試していません。
(後述:現在は30秒に設定)

軌跡を見る時に困るのは先ほど書いたように地図に登山道がないとか、
地図の登山道が実際と違う場合です。

GPSの精度は普通数mから20m程度の誤差ですから30mか40m程度登山道から
ずれると気がつきます。
九重の黒岳で随分ずれたことがありましたが、このような場合は少しだけ不安になります。
ただしっかりした標識や踏み後があればそちらがGPSより優先します。
分岐のポイントを登録したのになかなかこない場合も分岐までどの程度か見ることもあります。
高度も表示しますが気圧計内蔵ではないので誤差は大きいようです。
(気圧計内蔵の機種もありますが価格が高くなります)

GPSが衛星の電波を拾えなくなると警告の表示音が出て表示もします。
コンクリートのビル内等ではもちろん拾えません。

GPSの使用方法はおおよそこのようなものです。

山に出かける時にはGPSで以上のような準備と、地図はカシミール3Dで印刷して持って行くことが多いです。
国土地理院発行の地図では2枚や3枚にまたがる場合もあるし、範囲が広すぎる場合もあります。
カシミール3Dで必要な部分だけを印刷すると自由に範囲を選択できます。
縮尺も変える事ができますので、広い範囲と狭い範囲を印刷します。
難点は倍率を変えているので1センチが何メートルとかは変わってしまうことです。
それから印刷時に磁北線を印刷するかどうか選択できますので便利です。

まだGPSを使用し始めて半年程度ですが便利なのには間違いないです。
ただ高価なの難点です。(現在GPSと地図両方で8万円近いようです)

2008/10/14---------------------------------
トラックデータを基にカシミール3Dで歩行距離を表示させることができましたので
コースタイムの下に書き加えています。
精度がどの程度かはわかりませんが参考になるのではと思います。
間違って進んだ距離も含まれています。

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GPSで軌跡を見ると地図や書籍の登山道と違う所が多いです。
地図や書籍が間違っているのではと思います。あるいは登山道が変更されたのかもしれません。

2009/3/1------------------------------------
軌跡が飛ぶことが多いのでサポートに電話すると時間指定でやってみてください、
との事で2009年3月より自動記録から時間指定に変更しました。
最初(3月1日)は15秒間隔にしましたがもう少し大きくする積りです。
3月7日は30秒間隔ですがこれでしばらく様子見です。
4月12日まで30秒間隔で様子見でしたが良さそうなのでこれでずっと使用します。

2011/12/7---------------------------------------
修理で送り返しました。
液晶のガラスにヒビです。これだけでは保護シールを貼って問題なしでしたが、周りのゴムが取れてしまったので修理で送り返すことにしました。
実際には修理ではなく新品に交換でした。修理料金は16,800円で着払いです。
12月2日に宅急便で送り12月7日に戻ってきました。

2012-------------------------------
歩いた距離の他に累積標高(差)も表示するようにしました。過去の分も修正しました。
疲れは距離より累積標高に比例すると言ってもいいかもしれないと思いました。