山歩きの記録
           2013年4月20日 西穂独標
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今日は朝早く起きて西穂独標を目指します。
昨日夜の天気予報では曇りだったので心配していましたが素晴らしい天気です。
左写真の左の方からハイマツの間を上がって行きました。


上左写真の上付近に上がると西穂高が見えるようになります。


後方を振り返ると焼岳とそのずっと先に乗鞍岳が見えます。


丸山に着きました。今から白い斜面を上って行きます。赤の矢印が独標です。


独標がすぐ近くに見えるようになりました。雪が少なくなり岩の露出が多くなりました。


すぐ手前のピークは左斜面を通り鞍部に出ます。
鞍部から独標までは急坂です。左に3m程度の長さのクサリを見ながら上がりました。
左は後続者が上がってきている所です。
右は私の記念写真です。
装備ですが10本爪アイゼン、ヘルメット、ゴーグル、ピッケル、ハーネス、環付カラビナ等です。


独標から西穂高山頂の方向です。
赤い矢印のピークは左から順にピラミッドピーク、西穂高岳、西穂P1、間ノ岳、ジャンダルム、奥穂高岳です。


加賀白山もはっきり見えました。


上高地を見下ろしました。その先のピークは霞沢岳です。


焼岳とその先の乗鞍岳です。


左はピラミッドピーク側の急斜面の下りです。これから先は熟練者のみのルートなので我々はここまでです。
右は上がって来た山荘側の斜面です。


上りは難しくはありませんがクサリの上付近まで15m程度の下りが難しいです。
上の右写真の赤線の下の三角の岩の所がクサリ場です。
念のためリーダーにロープで確保してもらって下りました。
ここではハーネスとカラビナを使用しました。
一人ずつ順に下ったので時間がかかりました。右はピラミッドピーク折り返しの単独登山者が通りすぎていきました。

クサリの横までの時間は、我々参加者4人と単独登山者とリーダーがロープを回収して下るのに25分程度かかっていました。
厳冬期で風が強い時にじっとして待つのは寒いでしょうね。クサリ下の岩陰が少し風が当たりにくいかもしれません。


確保はクサリの横までです。上の写真を撮っている所。
丸山まで下ってきました。


最後に独標を振り返りました。


山荘に戻りました。霧氷は落ちてしまってます。右の黄色はテントです。昨日からでした。


少し山荘で休憩して西穂高口駅まで下りました。
土曜日なので20人程度の登山者とすれ違いました。
途中でピラミッドピークと独標(赤の矢印)が良く見えたので振り返りました。


槍ヶ岳が南岳の左先にちょっと頭を見せていました。

赤い矢印が槍ヶ岳


西穂高口駅に着き展望台に上がりました。
外国人も含めて大勢の観光客です。ロープウェイ下の駅にはバスが何台も来ていました。


西穂高岳、西穂独標と西穂山荘からの稜線です。左の矢印が独標、右が西穂山荘です。


ロープェイに乗り下り始めると雪が降り始めました。
すぐに西穂高や周りの山頂は見えなくなってしまいました。早く独標に行って正解でした。


天候を心配していましたがまさかこんなに良い天気になるとは思いませんでした。
風は丸山から少し上の強い所でも数メートルもない程度で独標では無風でした。
とにかく何事もなく全員無事で終わったのが一番良かったです。

コースタイム
西穂山荘(06:48)-丸山(07:08)-西穂独標(08:07〜08:18)-クサリ横出発(08:45)-丸山(09:18)-西穂山荘(09:35〜10:02)-西穂高口駅(10:52)

歩行距離 4.7K  累積標高 +476m -706m

軌跡断面図


青が今日の軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画
像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平24情使、 第754号)