山歩きの記録
           2012年5月19日 金満山(香春町)
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今日は金満山に行きました。
あまり知られていない山かもしれません。分県ガイドにも福岡県の山歩きにも載ってません。
インターネットではレポートを見ると面白そうでした。それにキンランのレポートもありました。
金満山まで行くと縦走路は近いので縦走路に出て焼立山に寄って、下りは鮎返新道を通りました。

高速バスで中谷へ行き、田川行きに乗り換えて観音口で降りて歩き始めました。
新城登山口から入りましたが危うく通り過ぎる所でした。
ゴミ持ち帰りの看板の先に小さな入口の標識がありました。左は帰りに撮ったものです。


標識は新城・茶臼山となっています。


沢沿いですが古い石垣の横を通ります。


荒れた道を過ぎると植林帯の中の道となり尾根に出ます。
左は尾根の新城分岐です。右に進むと短い急坂があり茶臼山への分岐です。
新城は右です。


すぐに新城山頂です。林の中で展望はありません。


尾根の新城分岐に戻りました。標識はありませんが真っすぐ進みます。
2回ほどアップダウンと急坂を下ります。


こもれび別れを通過します。こもれび渓谷を通り採銅所に行けるようです。
次に右の満干越です。ここからはかぐめよしに行けるようです。


猪の風呂の標識です。猪のぬた場ですね。


この先から急坂となります。
急坂の途中に「吉原の滑め滝」、次に「連なる滝」への分岐標識があります。
この付近では右下の谷から水の流れる音が聞こえていました。


岩の横を通り急坂を上がります。


面白い形の岩が現れてきました。金色の仏像もありました。


岩の右を通って進みました。危険な所はありません。なかなか面白いです。


しばらく岩の多い尾根を進むと修験窟入口の標識がありました。


すぐに金満山山頂に着きました。林の中で展望はありません。
ここは四等三角点ですが初めて見る立派なものでした。


縦走路の方へ進みます。金満尾根では「英彦山 秋の峰入道」の標識を何度も見ました。
小石原から英彦山へは「峰入古道」の標識を見かけますが、ここは英彦山に向かって秋に修験者が通った道なんでしょうね。


坂はだんだん緩やかになりしばらく進むと防火帯の縦走路に出ました。
出た所には金満尾根の標識があります。防火帯を右に進むと1分か2分で焼立山です。


焼立山の山頂は展望が開けています。
残念ながら今日は霞んでます。右は平尾台の方向です。


下りは採銅所の方へ向かいました。金満尾根から出てきた所を通ります。
急坂を2回下ると先に分岐が見えてきます。


鮎返新道入口の新しい標識があります。
最初だけ急坂でロープがありますがすぐに林の中の登山道となります。


荒れた所もありますが歩きやすい道です。兵頭岩の横を通過しました。


歩くには楽ですが単調で結構長かったです。
車が見えてきました。ここが鮎返新道入口です。


入口の先に大きな道が二股になってました。左に進んだら砂防ダムで行き止まりでした。
右に進みます。


しばらく林道を歩き林を出た所に駐車場がありました。登山者の駐車場となっています。


駐車場の横を進むと100m程度で新城登山口でした。

今日は登山者には一人も会わず静かな山歩きでした。

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今日見た花です。
平尾台に続いてキンランです。開いてないのが多かったです。
右のようなキンランは珍しいのでは?。外側は真っ白で中が黄色です。
   シロバナキンランと分類されたのもありましたが?




林の中の道が長かったためか花はあまり多くは見ませんでした。
ツクシタツナミソウとカノコソウ


ノアザミとヒメハギ


コースタイム 
観音口バス停(09:24)-新城登山口(09:44)-尾根新城分岐(10:13)-新城山(10:26)-尾根新城分岐(10:34)-こもれび別れ(10:45)-満干越(10:50)-吉原の滝分岐(11:01)-連なる滝分岐(11:04)-修験窟入口(11:22)-金満山(11:26)-縦走路(12:13)-焼立山(12:16〜12:26)-鮎返新道分岐(12:51)-兵頭岩(13:06)-鮎返新道入口(13:30)-登山者駐車場(13:47)-新城登山口(13:49)-観音口バス停(14:08)

歩行距離 10.5K  累積標高 856m


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平23情使、第758号)