山歩きの記録
           2011年5月8日 英彦山 ケルンの谷〜中岳
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今日は英彦山ですが目当てはヤマシャクヤクとシャクナゲです。
シャクナゲは少し早かったです。

豊前坊バス停で降りて出発し薬師峠に向かいます。途中で車道から右の薬師林道へ入ります。


鷹ノ巣山登山口を左に見て進み峠を少し下った右に裏英彦山道登山口があります。
登山口の所に作業用の材木が積んであったのでその上を越して行きました。


植林帯の中で右に曲がり登山道を進むと段々と道は急になってきます。


崩壊地の上に出ました。登山道は右にあります。


右は崖に近い木の根の上を通過、登山道は左に曲がります。この付近から斜面歩きです。


途中緩いアップダウンがあります。石の多い歩きにくい所を何度か通り過ぎます。


ケルンの谷が近づき木をまたいで進み、左に急坂を下ります。
道とは言えません。テープを見ながらとにかく歩きやすい所を下ります。


谷まで下ると沢山のケルンがあります。少し上に進むと「ケルンの谷」の標識がありました。


ここで休憩していると、途中で道を譲ってもらった小倉からのグループが到着です。
ここから籠水峠に向かうと言ってありましたが、その上で右の南岳に進まれました。
ケルンの谷の上の標識は左が籠水峠、右が南岳となっています。
籠水峠は左ですがと言うと遠回りになるので変更するとのことです。


すぐ上の台地状の所(上の右の写真の上がった所)まで一緒に歩きました。
小倉のグループの皆さんは南岳迂回路を目指されますが、私はシャクナゲ群生地を通り中岳と北岳の鞍部に向かう積もりです。
取り付き地点を探しましたがはっきりしません。小さな赤テープを見つけて進みました。



シャクナゲの林に入ります。赤テープを見つけたので多分間違いないと思って進みました。


多分左の方へ行過ぎたと思いますがこれからテープは見なくなりました。
少しは赤い蕾みも付いています。


これが一番状態が良さそうなシャクナゲです。


シャクナゲのヤブになってしまいました。シャクナゲを掴み大きな岩の上を進みます。
岩と岩の間は深い隙間があるので落ちないように慎重に進みました。
坂も急で必死に進んだので今年一番疲れたような気分でした。


この付近はほとんどがシャクナゲの木なので、花が沢山付き満開になるとすばらしいシャクナゲ観賞ができると思いました。

右先に明るい所が見えたので進みました。


上を見ると鞍部の道が近いのを確認できました。少し上がって右に進むと網の横に出ました。
この網は鹿からブナ林を保護するためのものらしいですが北岳から中岳に向かう時いつも見ていました。


やっと中岳と北岳の鞍部の道に出ました。右は上がってきた所を見下ろしました。


ケルンの谷から中岳への部分です。
地図の四角の黄色のマークの所に赤テープがあり次に赤のマークの所に赤テープがありました。
多分この間はほぼ直線に近いのではないかと思います。
黄色のマークの所から左に進みシャクナゲの林を通り赤のマークまで30分かかっていました。


くたくたの状態だったのでゆっくり休憩しながら歩き中岳に着きました。
20人程度の登山者がいました。ケルンの谷の上で別れた小倉のグループは既に到着していました。


中岳広場でゆっくりしましたが、バスの時間もあるのでゆっくり下ることにしました。
行者堂、中津宮、奉弊殿を経由して別所に着きました。

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今日見た花です。

初めて見た英彦山のヤマシャクヤクです。本数は少ないですがここは私の家から一番近いかも知れません。
蕾みが多く開いたのは少なかったですが、開いたばかりの花はとても綺麗でした。


左はワチガイソウ、右は蕾みですがコミヤマカタバミです。


フウロケマン?とハルトラノオです。


ヒメレンゲとシロバナネコノメソウ


フデリンドウとヤマルリソウ


所でこれはミヤマオダマキ(オダマキ?)ですよね。別所近くの民家の横に植えてありました。


コースタイム 
豊前坊(09:18)-薬師峠登山口(09:35)-崩壊地(09:55)-ケルンの谷(10:46〜10:53)-シャクナゲ分岐(11:07)-中岳・北岳鞍部(11:51)-中岳(12:09〜12:40)-中津宮(13:16)-奉弊殿(13:48)-別所(14:25)

歩行距離 7.7K  累積標高 666m

青が今日の軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用した。
(承認番号 平22業使、第671号)