山歩きの記録
           2011年3月11日 草ケ谷探索
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草ケ谷はこのページ下の地図でわかるように、頭巾山の尾根と河原谷北側の尾根にはさまれた谷です。
昔はこの谷のずっと上に炭焼釜があったりして道があったと思われますが、現在は最初の部分にしか踏み跡はなくほとんど歩く人もいないようです。

去年12月15日に初めて草ケ谷を歩きましたが予定したコースとは違ってしまったので、
今日再度歩きました。
今日は大滝を通ることと縦走路に直接出ることです。近くの山友の辿人居士さんと歩きました。

昭和の森バンガロー下の駐車場に車を止めて出発です。
草ケ谷ダムの左を通り渡渉して林道を通り草ケ谷の入口に着きました。
左は河原に下りる所です(07:57)。河原に降りて右先に見える白い木の右を通ります。


最初は普通の登山道のような踏み跡です(08:01)。すぐに左に最初の滝が現れます(08:07)。
滝の下にはポットホールが出来ています。ポットホールはこの後何箇所でも見ました。


少し進むと砂防ダムがありますが、その付近から踏み跡はわかりにくくなります。
本来は砂防ダムの右を通ると思いますがヤブになっているので砂防ダムの上を少し左に進んで水が無いのでダムの上に降ります。
左の写真の所は岩の前を左に曲がります(08:18)。右のようなテープがあったりします(08:22)。


左のような沢の左岸を歩きます(08:25)。右の滝があります(08:39)。


大きな岩が右に現れすぐ下を通ります(08:42)。


柱状の四角の岩がありその下を通り抜けます(08:45)。


左のなだらかな滝があります(08:48)。右のような沢の左岸を進みます(08:54)。


左に小さな滝が現れ(09:05)渡渉はこの付近かなと思いましたがまだ上でした。
まだ左岸を進みます(09:14)。


岩の下の渡渉する場所です(09:25)。岩に白く下がっているのはつららです。
この岩の付近から渡渉する先を見るとその左先にも沢があり二股になっているようです。
その沢の上の方に白くなっているのが木の間に見えます。滝のようです。


渡渉し左の沢に出ると右上が滝でした(09:28)。大滝と言われているようです。
高さは15m以上はあるかもしれません。
ここは標高660m程度で標高724mの難所ケ滝より少し低いですが冬は凍るかもしれません。


滝の上には右の岩を大きく巻いて上がりました。
滝のすぐ右の岩の下も通れるようでしたが安全第一です。
左は滝の上です(09:36)。福岡市が遠くに谷の間に見えます。


すぐ上に次の滝がありました(09:40)。


沢の水は少なくなり荒れたごろごろの沢歩きとなります。
ただ岩で足場がしっかりするので土の坂より好きです。左(09:47)、右(09:49)


水はもうありません(10:02)。縦走路は近いです。雪が残っている所があります(10:09)。


左の緩い坂の方へ向かって行くと縦走路に出ました(10:17)。


草ケ谷はテープもほとんどなくわかりにくい所がありますが中々面白いコースです。
基本的には沢から離れずに左岸(下から上がる時は右側)を歩くことです。
途中倒木があったり大きな岩があったりしますが良く探すと歩きやすい所が見つかるので無理をする必要はありません。
大滝のすぐ下で渡渉する所が一番わかりにくい所だと思います。
沢を注意しながら見ると二股になっています。
木が茂るとわかりませんが木の間から滝が見えます。水量が少ないので音は聞こえません。
真っ直ぐ行くと12月15日のレポートに書いたように炭焼釜跡の横に出たり段差のある岩にぶつかったりします。12月15日のレポートはここをクリックしてください。

大滝付近です。去年12月15日に歩いたのが赤で今日は青です。緑の旗が大滝の場所です。
等高線ではこの程度の浅い二股の確認は難しいですね。


縦走路を三郡山の方へ進み、頭巾山分岐から左に曲がり頭巾山を経由して下りました。


頭巾山登山口です。


コースタイム 
駐車場(07:39)-草ケ谷入口(07:57)-柱状岩(08:45)-大滝(09:28)-縦走路(10:17)-頭巾山分岐(10:24)-頭巾山(10:27)-頭巾山登山口(11:30)-駐車場(11:35)

歩行距離 6.5K  累積標高 670m

青が今日の軌跡です。赤の旗が大滝の場所です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用した。
(承認番号 平21業使、第729号)