山歩きの記録
           2010年9月20日 九重 雨ケ池
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今日は雨ケ池です。
日帰りだと時間があまりないので大曲から三俣に登り雨ケ池に下ることを考えましたが、
三俣山にはガスがかかっていたので三俣山はあきらめました。


長者原ビジターセンターに寄り花の状況を聞いて出発です。
だいぶ秋らしくなってきましたね。少し前のようには暑くないので疲れも全然違います。
タデ原湿原の木道を通り雨ケ池に向かいます。


林に入りしばらく歩くと指山分岐の休憩所に着きます。
沢を渡りガレ場の坂を上がりほぼ平坦な道になると長者原が見える展望所です。


ここからは少しで雨ケ池です。向こうに見える山は平治岳です。


最初は上の写真の先から右に入りました。
標識はありませんが踏み跡があります。三俣山への登山道でもあります。
林の中に入り少し上がると湿地帯があります。
これが本来の雨ケ池だそうです。
今日は水はありませんでしたが水が溜まっていることが多いです。


湿地帯の向う側には枯れて少し花弁が残ったサワギキョウがありました。


湿地帯に行く途中ではミカエリソウ(オオマルバノテンニンソウ)も見ました。


雨ケ池の登山道に戻り少し進むと右先にピンク色になった平地が見えました。
近づくとヤマラッキョウの群生地でした。想像以上の群生です。


白いヤマラッキョウも2本だけ見つけました。


この後しばらく雨ケ池周辺を散策し色々な花を見つけることができました。

アキノキリンソウとマツムシソウ


リンドウとアソノコギリソウ


ヤマトラノオとイブキトラノオ


ママコナ(シコクママコナ?)


雨ケ池でこんなにゆっくりしたのは初めてです。
帰りに見つけた花です。
フクオウソウとワレモコウ


雨ケ池出口で一緒になった人と話すと同じ町内の近くの方でした。世の中狭いですね。
昨日から来て坊ケツルでテント泊後の帰りとのことでした。
タデ湿原入口の所まで色々話ながら戻りここで別れました。

タデ原湿原の木道を花を探しながら歩きました。
アケボノソウとタムラソウ


ヒゴシオンとオオユウガギク


ツルニンジンとヒゴタイ


シムラニンジンとサワヒヨドリ


ビジターセンターに寄って花の名前を教えてもらったりしました。

今日も横断バスですが来ませんでした。また亀の井バスに乗りました。
バス停で一緒に待っていた登山者の方と由布院に着くまで山の話をしましたが、
この方は凄い方でした。
西穂から奥穂のジャンダルム越を厳冬期の1月に途中ビバークし単独で踏破したとか、
冬山を単独であっちこっち踏破されたり、なだれにも遭ったことがあるとか、話を聞くと凄いことばかりです。
URLを聞いたので後でゆっくり訪問しようと思っています。サロンふたむらです。
北九州市の方です。

今日は2分の差で特急に間に会わず1時間30分の待ちでした。

コースタイム 
ビジターセンター(11:03)-指山分岐(11:36〜)-ガレ場通過(11:51)-雨ケ池(12:09〜13:29)-指山分岐(13:57〜)-タデ原湿原入口(14:30)-ビジターセンター(14:58)

歩行距離 7.6K  累積標高 527m

青が今日の軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用した。
(承認番号 平21業使、第729号)