山歩きの記録
           2010年9月18日 新宮町 相島
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今日は山ではありません。立花山から北に見える板のように平たい島、相島です。
穴観音まで行ったので立花山とは変わらない程度の運動量になったかもしれません。
小さな静かな島が好きなので今後、玄海島や姫島等にも行きたいです。

渡船は新宮町から出ます。大きな駐車場も横にあります。駐車料金300円。
およそ20分で相島(あいのしま)に着きます。下がその船です。片道460円。
右は船から見た相島です。


到着後地元の人に食堂の場所を聞きました。すぐ近くでしたが予約した方が良いとのこと。
食堂で予約する時12時30分頃来ますと言うと12時までに必ず来てくださいとのこと。
あまりゆっくりできそうもないですが取り敢えず12時に戻ることにして出発しました。
インターネットから印刷した相島案内図を見ながら時計回りに歩きました。
出発地点です。朝鮮通信使客についてはインターネットに資料があります。


海岸沿いに歩き朝鮮通信使客館跡、龍王石横を通過します。
途中から右に曲がり海岸から離れます。
そして島で一番高い所にある遠見番所跡に向かいます。

途中道の横に花が咲いてましたがめずらしい花はありませんでした。
ツユクサ、センニンソウ、ヤブラン、ヤイトバナ、ミゾソバ、クズが沢山。
下はヤブラン。


これはヤブランかと思いましたがツルボですね。


ナンバンギセルも1ケ所だけで見ました。


車道横に標識があり遠見番所跡はすぐです。一番高い所でもここは海抜77mです。


遠見番所跡の案内板です。その横に灯台があります。


車道に戻りしばらく進むと左に穴観音入口の標識があります。


すぐ先に潮井の石の案内板があり右に進むと海岸を見下ろす場所に出ます。
その途中で見た花です。サフランモドキのようですが。


海岸を見下ろす場所です。


ここから急坂を下ります。福岡西方沖地震の時に壊れたのか石段が壊れたままです。
福岡西方沖地震の後しばらくはここは立入禁止だったそうです。
まだ看板はありましたが道路横なので撤去されていないだけだと思います。


海岸まで降りると矢印に従って穴観音に向かいます。
岩が草に覆われているので岩があるのかはっきりわかりません。
岩があるか、岩と岩の間が開いていないかを確認しながら慎重に進みました。


穴観音に近くなった所で梯子がありました。梯子の先にも矢印があります。


絶壁の方へ上がって行くと岩の最下部に穴観音の入口がありました。


中は真っ暗です。ザックを置いてヘッドランプをつけてクサリ沿いに下りました。
10mもありませんでした。真っ暗なのでフラッシュを焚いて撮った写真です。


あまり好きな場所でもないのですぐに戻りました。
また急坂を上り返しです。


車道まで戻り先に進みます。
海岸線が見えるようになり相島積石塚群の標識から海岸に向かいました。


これが積石塚群のようです。


ここから通称「めがね岩」が良く見えます。正式名称は鼻栗瀬。


分岐に戻り海岸沿いに出発地点に戻ります。
民家の軒先で見た花です。まさかハイビスカスを見るとは思いませんでした。


何とか12時より前に戻ってきました。
食事は予約して良かったです。満席で相席でしたがもう置いてありました。
吸い物と魚の煮付けは後できたので食べかけです。ご飯はさざえごはんです。
これで1260円です。


12時過ぎに来た人は名前を書いて外で順番待ちです。
帰りの船は13時50分なので魚釣りを見たりぶらぶらして時間をつぶしました。

コースタイム 
渡船場(09:47)-龍王石(09:55)-遠見番所跡(10:18)-穴観音分岐(10:38)-穴観音(10:57)-穴観音分岐(11:15)-相島積石塚群(11:30)-渡船場(11:53)

歩行距離 6.7K  累積標高 337m


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用した。
(承認番号 平21業使、第729号)