山歩きの記録
           2010年8月26日 樫原湿原・亀岳・笛岳
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樫原湿原は話しに聞きますが一度は行ってみようと思いシェルパ山行に参加しました。
ついでにすぐ近くの山、亀岳と笛岳に登りました。

湿原を散策する前に笛岳と亀岳に登りましたが登山口の標高が高いのですぐです。
標高差100m程度ですので三日月山より楽です。
展望も良くなかったので簡単にレポートします。
下が笛岳登山口です。


山頂には岩があります。裏に周って見ると人工物とはっきりわかりました。


特に展望もないので登山口に戻りバスで湿原の横を通って亀岳登山口に向かいました。
下の標識の所から歩き始めました。左先に亀岳の山頂が見えます。


山頂の30m程度前に大きな岩があります。展望が開けているのはここだけでした。


山頂は三角点の標識があるだけです。


ここもすぐに下り樫原湿原駐車場に向かいました。
駐車場から湿原の木道までは右に池を見て車道を進むとすぐです。
これと何枚か青っぽい写真はホワイトバランスを誤って変えてしまったためです。


湿原には木道がありそれから出ることはできません。
入口には3人の方がいました。監視や説明の人らしく常駐のようです。


湿原は広くはなくゆっくり見ても1時間程度です。
花の説明をされている方からほんとに知りたければ1日ゆっくり時間をかけてくださいと言われました。
花は朝開いたり、夕方開いたりするのがあり1時間程度では見ることはできないとのこと。
花は3月から11月頃で今は花は多いほうですとのことでした。
花の名前はすぐに教えてくれます。

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思っていた以上に色々な花を見ることができました。今日見た花です。
笛岳、亀岳も花が多く一般的にここの花は色が濃いような印象を受けました。

笛岳で見たオトコエシとヤブラン


マツヨイグサ


亀岳で見たオミナエシとノアズキ(ヤブツルアズキかも。実で確認するのが一番らしい)


ゲンノショウコとアキノタムラソウ


カワラナデシコとツリフネソウ(ここのツリフネソウは色が濃いです)


サイヨウシャジンと?


以下樫原湿原とその周辺で見た花です。デジカメの設定間違いで青が強すぎです。

サギソウとユウスゲ


ヒツジグサ(遠いので5倍ズームで撮影し更にPCで拡大)とナンバンギセル


カキツバタとサワギキョウ


ツルリンドウとママコナ


シラヤマギクとヌマトラノオ


左は不明、右はアカバナ


右は少し拡大しました。
2〜3日前にも確認されているミズトンボですね。


食虫植物が現在4種存在していると説明員の方から聞きました。
モウセンゴケ、ミミカキグサ、イヌタヌキモともう一つが思い出せません。
モウセンゴケの花は終わったとのこと。他の3種は場所を教えてもらって確認できました。
ミミカキグサは望遠鏡を設置してあったので覗いて黄色の花を確認できました。
下の写真の中央付近でしたが肉眼でもわからずPCで拡大してもだめでした。


他の2種は指を指した先に花を確認できましたが色はわかっても形ははっきりしません。
3種共デジカメの5倍ズームで撮影し帰ってPCで更に拡大しましたがわかりませんでした。
木道から遠かったからです。
どうしても撮りたいなら三脚ともっとズームアップできるレンズを用意し場所を
教えてもらって撮るしかないようです。

今日撮影した花は30種程度でした。その他確認できた花
ツユクサ、ホソバシュロソウ、ヒヨドリバナ、オオイヌタデ?、ヘクソカズラ
コバギボウシ、ワレモコウ、キツネノマゴ?、ダイコンソウ、クズ等です。

コースタイム 
どちらの山も登山口から30分かからず登れます。

樫原湿原は池の東側です。
薄い青の線はバスで移動です。バス内なので正しく軌跡を拾っていない所があります。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の2万5千分の1地形図を使用した。
(承認番号 平21業使、第729号)