山歩きの記録
           2009年12月22日 雪の九重
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今日は九重の御池付近まで行くつもりでしたが雪の道を歩くだけでした。
牧ノ戸峠から歩く予定でしたが冬の間はバスは長者原までとのことで長者原から
スガモリ越を経由して歩いたら雪が多いためもあり予定通りには歩けませんでした。

豊後中村からバスで行くとだんだん雪が多くなってきます。
長者原は道路は除雪されているため雪はありませんが周りは真っ白です。
長者原登山口から歩き始めます。


硫黄山道路の途中から登山道に入ります。


誰かが歩いた跡があります。たぶん一人と犬かな?


その踏み跡を歩くと歩きやすいです。
硫黄山道路に出ました。向こうの山は三股山です。


山側は吹き溜まりで深い雪です。膝上までの所もありました。


ガレ場をスガモリ越に向かいます。右は硫黄山道路を振り返りました。


スガモリ越に着くとここは風のためか雪はあまりありません。非難小屋は雪が多いです。


誰かの踏み跡は先に続いています。
この踏み跡は坊ガツルに向かったようですが北千里浜に向かう踏み跡もありました。


振り返りましたが誰かの踏み跡と私の踏み跡です。


北千里浜から久住分れへのガレ場の少し前で食事です。
いつものおにぎりは冷たそうなのでパンと熱い甘酒です。
ガレ場に進んで行くと先行者の踏み跡はなくなりました。どこに行ったんでしょう?
雪が深くなってきました。


できるだけ岩の上を歩きましたが岩でない所は膝上までズボッと入ってしまいます。
一度か二度膝上20センチ程度まで入りました。
踏んでみると岩があったりしますが地面の状況はわかりません。
久住分れに近づくと岩は少ない坂なので靴を蹴りこんで上がりました。
蹴りこむと靴は完全に雪の中です。まだアイゼンはなしです。
やっと久住分れに着きました。


ここまで来るとやっと登山者に会いました。多くはなく3〜4人程度です。
時間が予定より大幅にかかってしまいました。下は久住山です。


2時には下山開始の積もりでしたので御池はあきらめて牧ノ戸峠に向かうことにしました。
下は非難小屋のある広場です。


ここから牧ノ戸峠まで雪の深い所はありませんでした。
左は扇ケ鼻の方向、右は歩きやすい登山道です。


登山道と右は南側の斜面です。


沓掛山が近くなりました。三股山にも陽があたっています。


沓掛山の坂の途中でアイゼンをつけました。通る人が多く固まって滑るかもと思ったからです。
沓掛山から左は遠くに見える由布岳、右は湧蓋山です。


牧ノ戸峠まで下りましたが凍っている所はなくアイゼンは不要だったと思いました。
15分程度の遅れでバスに乗れず、時間があるので長者原のバス停まで歩くことにしました。
アイゼンをはずし雪道(遊歩道)を歩きます。


この道が素晴らしくふかふかの絨毯の上を歩くような感じです。
途中2〜3度車道に出ますがまた遊歩道に入り長者原まで続きます。


今日は予定通りには歩けませんでしたが雪を思う存分楽しむことができました。
長者原の店は閉まっていたのでコーヒーも飲めずバス停で40分程度の待ちが一番寒かったです。
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今日の寒さと雪対策
  今日は暖かいので歩いている時は寒くはありませんでした。
下はGoretexのズボンです。
  膝から下は二重になっており内側で靴を覆いホックでとめると雪は入りませんでした。
  今日はスパッツは使いませんでした。ズボンも濡れてビチャ、ビチャにはなりませんでした。
上はシャツとフリースのベストとGoretexのパーカです。
  ベストは硫黄山道路で脱ぎました。少し汗が出始めたので。沓掛山でまたベストを着ました。
手袋はGoretexの冬用を使用しました。
登山靴もGoretex.。夏でも使用しているものです。
アイゼンは6本爪でしたが沓掛山で念のためつけただけでした。
食事の時耳覆いのある帽子を被ると暖かいので最後まで使用。私はあまり帽子は被りません。
予備にシャツ、ダウン、上着、タイツ、ズボン、手袋、靴下、カッパ上下を持って行きましたが使用しませんでした。
他にツェルト、カイロも持って行きましたが用無しです。
色々入れたので重くはありませんが40Lザック使用です。

コースタイム 
長者原(10:48)-硫黄山道路より登山道(11:24)-硫黄山道路(11:57)-スガモリ越(12:36)-ガレ場歩き開始(13:18)-久住分れ(14:00)-扇ケ鼻分岐(14:39)-沓掛山(15:24)-牧ノ戸峠(15:50)-長者原(16:53)

歩行距離 13.5K  累積標高 924m

青が今日歩いた軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号)