山歩きの記録
           2009年10月16日 天山
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1年振りの天山です。下山は始めての岸川ルートでした。
舗装された林道歩きが上り1時間、下り1時間がいやでした。
花が多いと言われている山ですがもう少し早いともっと多かったかもです。

出発地点は川内分校跡です。ここから舗装された林道を歩きます。左の写真。
30分程度で林道分岐です(右の写真)。右に向かいます。


林道分岐がありすぐ右上が駐車場です。ここまで車で来れば山頂は近いです。
天山ダム付近の駐車場からだとここよりもっと近いと山頂で聞きました。


ここから池の横を通りコンクリート丸太の階段を上がって行きます。
平坦になり少し歩くと分岐点です。左があめ山、真っ直ぐが岸川、右が天山です。


とりあえずあめ山を往復しました。道の横に大きなリンドウ(天山より大きいような)が咲いています。


左はあめ山から西方向です。右は天山の方向です。


分岐に戻り天山に向かいますがすぐに山頂です。背振の方向ですが霞んでいます。雲仙も見えません。


山頂には数人の方がいました。山頂は広いし皆さんゆっくりしてあるようです。
ちょっと食事を済ませ花散策に七曲峠の方へ少し行って見ました。
下のような標識があります。ムラサキセンブリ、センブリ、リンドウ、タンナトリカブトの所。
例えば「ムラサキセンブリ 絶滅危惧種 とらないでね」。効果があるのか疑問です。逆効果とかないのかな?


とらないでねの標識は沢山ありましたがその近くにはほとんど花はありません。
花は標識のない所でほとんど見つけました。
タンナトリカブトやセンブリはだんだん少なくなっていると山頂で近くから登ってきた人に聞きました。
あめ山も去年タンナトリカブトが咲いていた所には今日は見つかりませんでした。
散策でタンナトリカブトは10株以上見ましたがムラサキセンブリは2株だけでした。
白い普通のセンブリは見つかりませんでした。
下はタンナトリカブトとムラサキセンブリです。


その他にツルリンドウ等も見かけました。右はノバラ(別名ノイバラ)?




近くから来た人としばらく話し下山しました。岸川への道も聞きました。
登山口から先が遠いよとのことです。
あめ山分岐に下り右の岸川へ向かいます。20m程度でまた分岐です。


右が天川駐車場、左が岸川です。天川駐車場への道はヤブになっているかもと山頂で聞きました。
山頂から北に進むと天川駐車場に行けますのでこの天川駐車場への道は通る人が少ないのかもしれません。
岸川の方向へ進み少しすると岩の多い下りとなります。
この付近にはムラサキセンブリが沢山咲いています。探すまでもありません。道の真ん中に咲いています。


しばらく下ると林道を横断します。


この先から林の中に入りますがまた林道を横断します。


この2回目の林道横断から急坂の下りとなります。最初からロープです。


下のようなロープが多分数ケ所以上あったのではないかと思います。


右岸を下りますが下のような岩の横を通ります。


天山にこのような所があるとは知りませんでした。宝満の猫谷川新道を思い出します。
機会があればここをゆっくり上りたいですが交通の便がちょっと。
伐採された開けた所に出るとすぐ下が岸川登山口です。


岸川バス停まで4.8Kと書かれています。
ここからがいやな林道歩きです。左右にくねくねと曲りながら下って行きます。


ただ周りには色々な花が咲いています。川内分校跡からの林道の周りにも色々な花がありました。

白いアザミです。ツボミも白いので枯れているのではなさそう。右は普通のアザミ。








アケビやなにかわからない実も。


途中林道分岐があり右に下ります。


岸川バス停まで2.4Kの標識を通過しみかん畑の横を通ると広い車道に出ました。


ここまで来ると岸川バス停までもう少しですがバスの時間が不明で便数も少ないのでタクシーでJR多久に行きました。
この運転士さんが山好きな人で特に屋久島が好きで何度か行ったとのことでした。
色々山の話をしながら多久駅に着きました。
この駅員さんも山好きな方で近くの山の話を聞きました。

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上りの川内分校跡から林道歩きで見た花です。






コースタイム 
川内分校跡(10:24)-林道分岐(11:01)-駐車場(11:25)-あめ山分岐(11:46)-あめ山(11:55)-あめ山分岐(12:02)-天山(12:17〜13:39)-あめ山・岸川分岐(13:47)-林道横断1(14:00)-林道横断2(14:11)-岸川登山口(14:34)-林道分岐(15:03)-車道(15:34)

歩行距離 13.0K  累積標高 812m

青が今日の軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号