山歩きの記録
           2009年9月13日 由布岳 お鉢巡り
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久しぶりに由布岳です。今回が2回目です。
前回は東峰と西峰だけだったので念願のお鉢巡りです。
始めてのお鉢巡りは単独でちょっと不安でしたが道を間違えないようにと思ってゆっくり歩きました。
岩場のアップダウンがありその部分だけを取ってみると中々面白いコースでした。
私にとって問題はやはり高所恐怖感です。それがなければ何度でも行きたいですけど。
フリークライミングの練習をちょっとだけやったのが少しは役に立ったかも?

登山口からマタエと下りの東峰から登山口のレポートは簡単にして岩場について詳しくレポートします。
バスで由布院BCから由布岳登山口まで行き歩き始めます。


合野越を経由してマタエに着きました。

ここには数人の人がいました。寒いです。すぐにカッパの上着だけ着ました。(西峰山頂まで着たまま)
風のない所で休憩中の人と話すと福岡からの人でした。
熱いコーヒーをご馳走になりました。ありがとうございました。

少し休憩して出発ですが急にガスが出てきました。特にお鉢巡りのコースはひどいです。
前回通った狭い尾根の道は立入禁止となっていたので左に進みます。


すぐにロープがありますが下りるのに苦労している人がいてつかえてました。


下る方が難しいですからゆっくりとか言って右横をすり抜けてゆきました。
尾根を越すとクサリ場です。誰もいなかったのですぐに通過できました。


西峰までにはもう1ケ所急な部分があります。
西峰山頂に着くと誰もいないかと思ったら昼寝中の人がいました。
下は西峰山頂標識とお鉢巡りへの標識です。


少しすると若い3人のグループが到着しました。
だんだん岩尾根付近のガスはひどくなるように見えたのでお鉢巡りに出発しました。人が見えます。


狭い潅木の尾根を北に進みます。
前方に3人の方がいました。お鉢巡りで私と逆方向に歩いてきた人達です。
その近くにはタンナトリカブトが群生していました。こんなに沢山咲いているのを見るのは初めてです。


ここから坂を下ります。急坂と書いたのを見かけましたがそれほどではありません。
お鉢の岩尾根はほとんどガスの中です。


岩尾根手前の鞍部に着くとすぐに塚原コースの分岐が左にあります。


真っ直ぐ進むと岩尾根歩きが始まります。残念ながらガスの中です。
西峰を振り返りました。


ここから何度か岩のピークを越して行きます。


途中右にも踏み後があったようですが左に岩を下ると、登り返します。
右の写真は2m程度だと思いますが足がかりがあるので写真で見るほどではありません。


岩尾根の最後の部分は右に下ります。そして剣の峰に向かってまた岩を上がって行きます。


途中見晴らしが良さそうな岩で振り返りましたがほとんど見えません。
晴れないかと思って眺めていると西峰で後から来た若い3人のグループが追い抜いて行きました。


ここの岩か次の岩だったかもしれませんが岩の間に足を置き上がろうとしましたが靴が抜けません。
どうしても抜けないので一歩戻り手で引っ張って何とか抜けました。
もう一度やっても同じことになりそうなので、左の岩の斜めの部分に靴を押し付けて上がりました。
右の写真は見上げた所ですが剣の峰か東登山道分岐の方向です。


この付近に段差の大きい所がありました。岩の上まで足がなかなか上がりません。
膝を岩の上に乗せて上がりました。
膝にはサポーターをしているので少し痛いだけでしたが、もうちょっと考えた方が良かったかも。


岩のピークから。左先のピークが東登山道分岐付近で右の霞んだピークが東峰です。
右がアップしたものです。次に通過するのに考えたと書いたのはこの岩の間の所です。
尖った岩の形からこれが剣の峰かな?。岩の上には上がれないですね。


下は東登山道分岐近くの岩を通過後振り返った写真ですがここを通る時どうしょうかと思いました。
向こうから上がって来た時これが登山道?間違ったかなと思いました。
左に踏み後があるので岩の先に行くとその先は絶壁です。下の右の写真。


やはりここのようですがどうやって通過するか考えました。
岩の間は足が落ち込むように少し間が開いています。
結局写真の右側の岩にお尻をついて足を伸ばし左の岩に置いて足を横にずらし手で体を持ち上げながら横移動です。
皆さんはここはどのように通過しているのかな?
すぐ上が東登山道分岐で岩がありそこから女性が眺めていましたが笑っているのではと思いました。
ここから一つ前のピークにぼんやり人が見えます。


次に少し上がると東登山道分岐です。10mか20m程度前に見晴らしの良い岩があります。
剣の峰はどこかはっきりはわからないままです。下は東登山道分岐です。鶴見岳はガスで見えません。


東登山道分岐付近から見た東峰です。ここからも急坂ですがお鉢巡りに比べると簡単です。


やっと東峰山頂に着きました。


東峰から歩いてきた岩尾根を見下ろした所です。ガスは少し晴れてきました。
私が通過した頃はガスがひどかったようです。


アップして見ました。あんな所を下ったのかと思いましたが岩尾根の最後の部分です。


山頂からマタエに下り合野越を通り登山口に戻りました。合野越から下る時に鹿を3頭見ました。
マタエからお鉢巡りの岩尾根は見えないですね。
下はマタエに下る途中から見た西峰への岩尾根です。


次は東登山道から登ってみたいです。

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途中で見た花です。花は登山口より3000m(標高1309m)地点付近から西峰山頂までに撮ったものです。

タンナトリカブトとイヨフウロ(別名シコクフウロ)


タンナトリカブトのアップ。


左はユフダケオトギリに似ているけど、右はヤマラッキョウ




左はフクオウソウ、右は不明


コースタイム 
由布岳登山口(10:33)-合野越(11:09)-マタエ(12:29〜12:52)-西峰(13:11〜13:20)-塚原コース分岐(13:35)-岩尾根最後の急下り(13:45)-展望の良い岩(13:53)-東登山道分岐(14:19)-東峰(14:34)-マタエ(14:55〜15:07)-合野越(15:59)-由布岳登山口(16:26)

歩行距離 9.1K  累積標高 1,072m

青が今日の軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号