山歩きの記録
           2009年8月5日 九重 指山
Top
Back

朝の散歩で素晴らしい天気を期待していましたが、すぐにガスがかかり始めがっかりです。


食事が終わる頃には3日間で一番悪いのではと思われるような天候で周りの山はガスの中です。


あきらめて真っ直ぐ帰ることも想定しスガモリ越に向かいました。
北千里浜に近づくと完全にガスの中です。


周りは一面真っ白で100m先も見えません。


スガモリ越から北千里浜を見下ろすと一時ははっきり見えるようになりましたがすぐにガスがひどくなりました。
三股山の登山道も見えるのはすぐそこまでです。


ここに備え付けの温度計を見ると19度程度です。
避難小屋で長者原から登ってきた思案中の人とゆっくり話をしましたが、風の通りも良く寒いほどです。
三股山も今日はあきらめて長者原に下ることにしました。
硫黄山には陽がさして噴煙が見えます。長者原の方向はガスであまり見えなくなりました。
硫黄山下の作業道に出た所で神戸からきた人と会いしばらく話をしました。


作業道から登山道に入り下って行き右を見ると指山が見えてきました。


この指山と泉水山は陽が当り良く見えるようになってきました。
取りあえず指山自然観察路を歩くことにしました。下は入口の標識です。


ほとんど平坦な木漏れ日の道を歩きます。


20分ほど歩くと指山山頂標識が見えてきました。


時間は十分あるので山頂に向かいました。
しばらくはジグザグの道が続き長者原の方が開けた所を通過しました。


この先からだんだん黒い火山灰の滑りやすい道になってきます。


林の中を通過すると前方が開け山頂の一部が見えてきました。


この付近の登山道の横にはミヤマキリシマの木があります。


また林の中を通過すると周りは開け山頂標識が見えるようになりました。


山頂標識の向こうは三股山ですがガスで全く見えません。振り返ると長者原は良く見えます。


山と高原地図56では指山登山道は赤い破線の難路となっていますが普通の良くある道です。
山頂付近で見かけた花です。

コバギボウシとクサレダマ


山頂は陽がさして暑く雷の音も聞こえてきたので少し下り林の中で食事(山荘の弁当)です。
指山山頂分岐まで下り右に進みます。
この観察路は少し上りになっているようです。
途中ガレ場を3回通過しました。2回目のガレ場(右の写真)は短いです。


3回目のガレ場の先には長者原分岐があります。
真っ直ぐ進むと雨ケ池への道のガレ場を渡る少し下にでますが左の長者原の方へ向かいました。


下って行くと長者原から雨ケ池への途中のベンチのある指山分岐に出ました。


ベンチ横を通過し途中でタバコを飲んでいると硫黄山下で会った神戸の人とまた会いました。
スガモリ越を通り坊ガツルを通り雨ケ池経由で降りてきたとのことでした。
この方もガスの中だったのでピークはあきらめて一周してきたとのことです。
ゆっくり歩きながら色々山の話をしながら平治号の横から長者原に着きました。


この頃には指山もガスに覆われてきました。


温泉に入りバスで由布院に向かいましたが飯田高原付近から雨が降り始めました。
九重を振り返ると何も見えず多分九重も今頃は雨が降っているのではと思いました。
天候に恵まれず残念でしたがゆっくりと九重で過すことができました。

コースタイム 
山荘(07:58)-北千里浜(08:28)-スガモリ越(08:44〜09:08)-登山道分岐(09:42)-指山観察路分岐(10:15)-指山山頂分岐(10:34)-指山(11:26)-指山山頂分岐(12:10)-ガレ場通過1(12:27)-長者原分岐(12:33)-指山分岐(12:38)-長者原(13:16)

歩行距離 10.2K  累積標高 +682m -909m

青が今日歩いた軌跡です。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号