山歩きの記録
           2009年3月27日 岩登り訓練 野北
Top
Back

今日は始めての岩登り訓練です。シェルパの野北岩登り教室に参加しました。
参加者は男性5名、女性1名です。

マイクロバスで向かい岩場上の道路で降り、ガードレールを越して海岸まで下ります。
これが凄い坂で今まで歩いた坂では一番急でした。

海岸まで降りるとヘルメットを被りハーネスの装着方法を聞いたりして開始です。
まず最初は簡単な所で訓練。
左は正面から見た所、右は横から見た所です。


ここは最初なので上まで上がらず、2m少しまでですがロープはなしです。
岩は乾いて全然滑りません。手や足の置き場もわかりやすいです(教えてもらったけど)。

次は難易度が上がりました。
下の写真はロープを設置中です。右はロープ設置後右から見た写真です。


下の写真は私が登っている所です。


ここは足場が見つかりにくく、つかむ所を探しながら上がります。
難しい所は上の左の写真のロープの一番下の所と上っている途中の頭の付近です。
いつも山に登る時はロープを利用してましたが今日はロープは確保だけなので難しいです。
ロープを掴んで上ったり、下ったりすると反則です。
上る時より下りの方が断然難しいです。

次もちょっと場所を変えて長い上りです。20mはなさそうです。準備中の写真です。


下は私が上っている所ですがやはり足場を探すのが(特に下り)難しいです。


下の写真は取り付き点から見上げた所と、少し右から見た所です。


ロープを掴んで利用するのと確保だけでは全然違いますね。
それと恐怖感です。もし滑ってもロープで止まるとわかっていても怖いです。
全員落ちることなく無事終了です。
その他トラバースでのカラビナかけかえ等も聞きました。

帰りは凄い急坂の上りです。これが一番疲れました。
上る途中で懸垂下降の練習場所を覗きました。


ここは凄いです。50m程度はあるそうです。私にはとても無理です。
ここから右を見ると最後に上った崖の上付近が見えました。


道路まで上がった時には息が上がってしまいました。
今日は恐怖半分、面白さ半分でした。
金曜日だったためか他に人はいなくてゆっくり練習できました。

参加者が使用した装備はヘルメット、ハーネス、スリング、カラビナです。
全て参加料に含まれています。自分で持っているのはそれを使用できます。




道路から海岸線までの高度差150m程度です。ロープは所々にありますが滑りやすい急坂です。
林の間から見える海は真下(ちょっとオーバー)のように見えます。
高度差150mで水平距離180mとした場合平均斜度はおよそ40度です。
もっと急なような気がしたけど?。林の中なのに雲仙国見岳よりずっと急に感じました。

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号