2008年11月12日 英彦山の紅葉 |
---|
英彦山の紅葉写真。ここをクリックです。 土曜か日曜に行くつもりでしたが雨で先延ばしとなり今日行ってきました。 山頂の紅葉は遅かったようですが下の方はベストではないかと思われる所もありました。 ついでに望雲台に行きましたが、気合を入れて行ってみると少し拍子抜けの感がありました。 出発は豊前坊です。鷹ノ巣か英彦山か最後まで迷いましたが帰りのバスを考えて英彦山としました。 豊前坊でバスを降りて他の登山者は二人が鷹ノ巣、二人が英彦山でした。 駐車場の横から高住神社の前を通り北岳に向かいます。 すぐに望雲台分岐にかかりますが今日は絶対先のクサリまで行くぞと気合を入れます。 最初のクサリ場の下にザックを置いてストックだけ持って進みました。 ストックは邪魔でした。これも置いてゆくべきでした。手袋もつけます。 岩の間のクサリを上り、上にでてその先の崖を覗くと、「あれ、思ったほど高くない」と感じました。 100m以上の高さで道幅も30センチ程度と勝手に想像してました。 前回はちょっと覗いただけで、鷹ノ巣への道路から見上げた高さが頭の中にあったためのようです。 多分この左の崖は30m程度ではないでしょうか。 写真の撮り方によっては下の写真のように凄い所と感じるようになったりします。 これならとクサリに触れながら進みました。もう少し遠いのかと思っていたらすぐに望雲台の下に着きました。 右はクサリの中間付近から見た登山者です。 このクサリを上った先はもちろん凄いです。ほぼ垂直の崖です。100m以上はありそうです。 右は登ってきた側です。横から見るとほんとにナイフのようになっていると思います。 下の写真は5月3日に鷹ノ巣山からの帰りに望雲台を見上げたものです。 正面に鷹ノ巣山、一ノ岳が大きく見えます。 下は帰りに撮った他の登山者です。 下の写真は最初の長いクサリの上と岩の間を降りる登山者(小さく黒い丸い部分)です。 望雲台の分岐に戻り北岳を目指しました。 周りには紅葉はほとんどありません。 北岳への坂の途中で鷹ノ巣を見ると赤く色付いています。まだ少し早いかも? 北岳から中岳で向かう途中で2〜3本赤く色付いた木がありました。左先に見えるのは上宮です。 中岳直前は岩の急登です。赤ペンキで矢印がたくさん書いてあります。 中岳に着くと20人以上が休憩中でした。今日の展望は素晴らしいです。 由布岳、九重連山、阿蘇、雲仙が全て見えます。下の写真は由布岳と九重連山です。 硫黄山の煙もはっきりわかります。 しばらくして出発しましたが時間があるので南岳と通ったことがない迂回路を歩きました。 南岳を通過し一つ目のクサリ場を過ぎると迂回路の標識があります。 この迂回路に進むと中岳と南岳の鞍部の標識の所に出ます。1ケ所ロープもあります。 中岳に戻りもう一度景色を見て正面道を下りました。 紅葉谷分岐から右に入ります。だんだん紅葉が見られるようになります。 登山道周辺に紅葉はあまり見られませんが、対岸の斜面はベストではないかと思われるような景色です。 この道を下ると奉幣殿の裏に出ます。 ここにはたくさんの人がいましたが、ぶらぶらして石段を下り、神宮下バス停を通り別所バス停に向かいました。 神宮下から別所への途中には真っ赤になる木がありますがまだ少し早いようでした。 ---------------------------------------------- 英彦山はスイスでも有名? 博多駅を出発する時ザックを担いだ二人の外国人のおばちゃんがいました。 新飯塚に着くとパンフレットを見せながらヒコサン?とか聞いてきます。 2回も乗り換えでわかりにくいので次にどれに乗るか聞いてます。 日田彦山線乗換えの時にどこからきたか聞くとスイスからだそうです。 昔ユングフラウヨッホに行った事等を話したりしながら懐かしく昔の事を思い出しました。 彦山駅からどうするか聞くとタクシーと言いましたのでバスがあるよと教えました。 バスの中で英語のパンフレットを見るとhikosanの登山道が書いてあり、別所を起点に鬼杉経由、 南岳、中岳、北岳を経由して別所に戻る周回コースでした。 他の登山者もそれは6時間はかかるよとか、クサリ場もあるよとか言ったりです。 豊前坊からなら私たちと同じでこちらを勧めましたが、パンフレットの通り別所で降りたいようです。 大丈夫かなと思いながら別所バス停でここと言うと降りてゆきました。 帰りに彦山駅で待っていると、日本人の車に乗せてもらって二人が降りてきました。 コースを聞くと下りは中岳から正面登山道を歩いたと言ってました。 それにしても福岡に3泊か4泊すると言ってましたが、その1日を英彦山に費やすとはちょっと驚きです。 ------------------------------------------- 高所恐怖症の一言 望雲台はそれほどでもなかったけど、あっちこっち行ったので少しは慣れたのかもしれません。 また豊前坊から登る時は行ってみたいです。 翌朝起きて思い出すとやはり怖いような気もします。 |
コースタイム 豊前坊バス停(09:37)-望雲台分岐(09:49)-望雲台(10:01)-望雲台分岐(10:16)-北岳(10:58〜11:08)-中岳(11:35〜12:12)-南岳(12:19)-南岳クサリ場下迂回路分岐(12:27)-中岳(12:39)-紅葉谷分岐(12:58)-奉幣殿(13:28)-別所バス停(13:55) 歩行距離 5.7K ザックを置いて行ったので望雲台への軌跡は落ちてます。 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像) 及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。 (承認番号平19総使、第620号 |