山歩きの記録
           2008年11月2日 九千部岳と雲仙の紅葉
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雲仙 紅葉写真は別ページです。
ここをクリックすると雲仙紅葉写真のページに変わります。


メインは九千部岳登山でついでに雲仙の紅葉を見ようと思って行きました。
あざみ谷の紅葉が一番ではないかと思ってましたがもっと素晴らしい紅葉の場所がありました。
国見岳から普賢岳へ向かう左の谷(鬼人谷)の入口付近です。
赤、黄の他に緑も混在し九重とは少し違う美しさです。
仁田峠付近はドウダンツツジの暗い赤であまり綺麗とは言えない状況でした。

出発地点は田代原トレイルセンターです。
既に10台程度の車が駐車し登山準備中の人も何人かいました。
車道の横の標識から遊歩道に入りよく整備された柵の外の道を進みます。

しばらく歩くと右にゴロ石の林道がありそちらに向かいます。下の右の標識が現れると登山道らしくなってきます。


坂はだんだん急になり九千部岳山頂700mの標識とベンチがあり、右に進むとすぐ分岐です。

真っ直ぐは雲仙岳(第2吹越経由)となっています。九千部山頂は右です。

だんだん坂は急になり後方に雲仙の平成新山等が見えるようになります。
ロープ場を通過するとやせ尾根となります。このやせ尾根は事前確認してませんでした。
こんな所はどうも苦手です。木があるからまだいいほうかも知れません。
岩を越したり斜面を進むと九千部山頂が見えてきます。右の写真の先のピークが山頂です。

所々に紅葉も見えますが先週九重で素晴らしい紅葉を見たばかりなので特に感激もなく進みます。
やっと山頂です。かすんで展望はだめでした。見えるのは雲仙岳だけです。

ここには3人の登山者がいましたが、しばらくすると二人が到着です。
皆さんは九千部の周回コースが主で雲仙に向かう人はいませんでした。
時間があまりないので私は先に山頂を後にしました。
下りの方が苦手なのでゆっくり進みました。
分岐まで下り雲仙岳(第2吹越経由)の方へ向かいます。
下は九千部岳からですが雲仙の前に見えるピークの右斜面を進み次の山を越すと車道です。


しばらく平坦な道を歩き、ゆるい上りを過ぎ下ると車道にでます。
車道を右に進むとトンネルが見え、その手前右に駐車場があります。
ここが吹越峠です。←第2吹越(後述)


分県ガイド長崎県の山には池の原から吹越トンネルを抜けると第二吹越駐車場となってますが間違いかも。

駐車場の案内板ではトンネルの九千部側は吹越で池の原園地側が第2吹越です。
ただ九千部山頂分岐の標識は第2吹越経由となっているのでこれも疑問です。
雲仙岳は吹越経由の方が正しいような気もします。
この件ですが田代原トレイルセンターの案内板を見ると逆でした。

国見岳登山口を第2吹越と書いたものの方が多いですね。これが正しいのかな?

気になったので雲仙お山の資料館に電話して確かめるとトンネルを出た所(国見岳登山口)が
第2吹越とのことでした。間違っているなら修正しますとの返事でした。


ここに国見岳への登山口があります。(妙見岳から国見岳へ縦走路の途中に出ます)
国見岳はずっと上に見えるのでおにぎりを食べて熱いお茶を飲んで急登に備えます。

この階段を上りトンネルの上を左に進み最初の低い山を過ぎるとそこから縦走路まで急登が続きます。
林の中でどの程度まで上ったのかもわかりません。
途中で振り返ると九千部岳が遠くになっていました。


途中で何度も休み結局1時間近くかかりました。
ただこれからの素晴らしい紅葉で疲れも吹っ飛びました。
縦走路を左に進むと国見岳分岐となります。紅葉を見るだけなので山頂はパスです。
縦走路の途中からはアザミ谷を見下ろすことができます。右は平成新山です。


ここから急坂を下ると国見岳の斜面の紅葉が良く見え、鬼人谷も見えてきます。


ここからは紅葉が素晴らしいので中々足が先に進みません。
普賢岳山頂もパスし紅葉だけを見ながらあざみ谷を通り仁田峠に向かいました。
仁田峠に着くと妙見岳の山頂はガスで見えなくなりました。
ちょうど良い時間に通ってきたのではと思いました。

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いつもの事ですが往復が大変でした。
暗い内に家を出て空港で6時過ぎの地下鉄に乗り、JRで博多から諫早まで、
諫早から千々石学校前までバスでここから田代原登山口までタクシーです。
帰りは仁田峠から雲仙までバス、雲仙から島原港までバス、
島原港から高速船で大牟田、バスで大牟田駅に行き西鉄電車で福岡まで
天神から空港まで地下鉄です。

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山と関係ありませんが途中バルーン佐賀駅に臨時停車しました。
朝早いのにたくさんの人がいました。JR車内からの写真です。


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高所恐怖症の一言
やせ尾根にはなかなか慣れません。
黒岳の天狗岩より九千部岳のやせ尾根の方がずっと怖いです。
近くなら慣れるために何回か歩きたいです。
福岡市近辺にやせ尾根があればすぐ行きますがありませんね。

コースタイム 
田代原トレイルセンター(09:44)-遊歩道を右へ(10:03)-九千部山頂分岐(10:44)-九千部岳(11:10〜11:26)-九千部山頂分岐(11:48)-車道(12:15)-第2吹越峠(12:24〜12:37)-縦走路吹越分岐(13:33)-国見岳分岐(13:43)-あざみ谷ベンチ(14:26)-仁田峠(14:49)

歩行距離 9.1K


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号