山歩きの記録
           2008年9月28日 次郎丸嶽・太郎丸嶽
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GreenWalk2006年春号でこの山の紹介の見出しが
「低山ながらド迫力!、花と岩の次郎丸嶽」でした。
高所恐怖症なのに行きたくなり早速出かけました。確かに迫力はありました。
私が行った山では黒髪山、虚空蔵山、行縢山クラスの山でした。

バスで行きましたが福岡空港で割引の天草切符(本渡)を買いました。片道3500円、往復7000円です。
後でわかったけど松島まで3000円の切符を買い松島・三叉路間170円を追加の方が安かったです。
6時30分空港発で熊本で乗り換え4時間ちょっとかかりました。

登山口は今泉三叉路バス停です。すぐ近くに大きな看板があります。


標識が整備されていますのでそれに従って進みます。すぐ先に無料の駐車場があります。
西辺集落の中を標識に従い進むと前方に次郎丸嶽と太郎丸嶽が見えてきます。


左先が次郎丸嶽、右が太郎丸嶽です。
舗装された道を通り集落を通過するとやがて道は登山道に変わります。
雨が降ってきたので上だけカッパを着ました。
尾根に出た所で右に曲がると杖が置いてあります。


遠見平を通過し太郎丸分れを過ぎると道は急になってきます。

左が次郎丸嶽、右が太郎丸嶽です。まず次郎丸嶽に進みます。
険しい次郎丸嶽の山容がはっきり見えるようになってきます。



ロープのある急坂を登ると平たい露岩が現れます。(これは見晴岩らしい)
露岩下の右には後山から上がってくる道もあります。写真右。


露岩の急な所は取り付き点の2m程度でその先は緩やかです。
取り付き点は後ろが林で展望がありませんが、露岩の途中で振り返ると素晴らしい展望に驚く程です。


雨はほとんど止んだようです。
ここまで降りてくる5人とすれ違い、休憩中の一人の横を通りました。
あまり天気が良くないので山頂には誰もいないだろうと思っていました。
露岩を過ぎると上の方から人の声が聞こえるようになってきました。
左に弥勒菩薩の石の祠を過ぎるとすぐに山頂です。
狭い山頂には14〜5人の人が休憩中で座る所もないほどでした。
聞くと柳川からのグループの方でした。

ここからの展望は驚きです。
下の写真はライオン岩(ほんとは亀次郎岩かな)と山頂の標識です。
ライオン岩の先に太郎丸嶽が見えます。


東側は絶壁で高所恐怖症の私はとても端まで行けません。


方位板には雲仙、阿蘇、国見岳が書いてありましたが雲仙がかすかに見える程度でした。
柳川のグループの方は先に降りて行かれたので一人になり、おにぎりを食べながら景色を堪能しました。
雨上がりのせいか、墨絵を見るような光景です。


下る途中でライオン岩の近くに寄ってみました。弥勒菩薩の祠の後ろから少し入ります。
下の写真はここからの次郎丸嶽東側の絶壁です。右上の木の所が山頂。


露岩で休憩中の方に会いました。
近くの本渡市の方でここには良く登っているとのことでした。
後山から登ることが多いそうです。
しばらく天草の山の話を聞き下りました。雨上がりで滑りやすいのでゆっくりです。

太郎丸分れから今度は太郎丸嶽に向かいました。
すぐに急坂となり大きな岩のピークが見えます。
下の写真は急坂の途中で振り返った所です。


大岩のピークには右と左から上がることができます。

右の写真はロープがなく柳川のグループの方が登ろうかどうしようかと迷ってつかえてました。
私はインターネットで太郎丸嶽の山頂はここではなくまだ先と書いてあったのを思い出し
左周りで先に進みました。
すぐ先に大岩へ向かう右への道がありましたが左先に見えるピークを目指しました。
少し下り急坂を少し登ると山頂です。

これが本当に太郎丸嶽の山頂なのでしょうか。大岩のピークの方が高いようにも見えます。
ここから次郎丸嶽を振り返りました。


先のピークが次郎丸嶽で、途中が大岩のピークです。
少し先まで歩きましたがシダの中のはっきりしない道だったので引き返しました。
帰りに大岩のピークに上がりました。太郎丸嶽の方からは簡単に登れます。


下の写真はここからの太郎丸嶽山頂です。林の間に少し見えます。右は次郎丸嶽です。


ここから太郎丸分れに戻り、西辺集落を通って今泉三叉路バス停に着きました。
集落の途中で彼岸花が咲いてました。


高所恐怖症の一言
道はそれほど怖くなかったけど、山頂の絶壁は端まで寄って下を覗けませんでした。

コースタイム---華二
今泉三叉路バス停(10:47)-太郎丸分れ(11:24)-露岩(11:51)-次郎丸嶽(11:56〜12:29)-露岩(12:35〜12:55)-太郎丸分れ(13:18)-太郎丸嶽(13:37)-岩ピーク(13:51)-太郎丸分れ(14:16)-今泉三叉路バス停(14:44)

歩行距離 6.2K  累積標高 605m



この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号