山歩きの記録
           2008年9月23日 眉山
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海から見上げると登りたくなるような山ですが、その後ろに有名な高い山があるため、
登る人は少ないようです。
山頂からの平成新山と海の眺めを期待しましたが全然だめでした。
眉山は天狗山と七面山の総称です。
七面山はルートが整備されはっきりしていますが他はわからないので登ったのは七面山だけです。

雨は降っていませんでしたがガスがひどいのでちょっと時間つぶしに平成新山ネイチャーセンターに寄りました。
下記はネイチャーセンターの山頂の写真です。

山頂付近の岩はすごいですね。
まだ現在も溶岩塊が崩落しているようで9月17日の崩落前と19日の崩落後の写真もありました。
とても登山解禁になるような状況ではないようです。

ネイチャーセンターの人がこの附近は霧が発生しやすいと言ってました。
こんな状況です。


ネイチャーセンターから登山口まで車道を歩きます。ゆっくり歩いて20分程度です。
登山口は眉山ロードからネイチャーセンターに行く途中なので寄らなければ車もそこに駐車できます。

上は登山口で左先が七面山ですがガスがかかって山頂は見えません。
眉山の北側は非常に急ですが写真のガスがかかっている南側の緩やかな方から登ります。
下の写真はネイチャーセンターの方から見た眉山です。南側は北側に比べると緩やかです。


ここからすぐ木の階段となり少し上がると左に進み七面山の方へ向かいます。

途中に分岐がありますが左が七面山で真っ直ぐはどこに向かうのか標識がありません。
(南峰及び天狗山はここからではないかと思われます)


しばらく少し下るように進み、上りとなって山頂まで650mの標識附近から急坂となります。
急坂といっても特別には急ではなく立花山と同じ程度です。ただ立花山より長いです。
坂の途中にベンチが2,3ケ所ありました。
山頂まで270mの標識の所にもベンチがあり少し休みました。

ロープもありますがほとんど手を添える程度です。
七面山の山頂は狭いです。下の写真です。

開けているのは平成新山の方向だけですが、ガスで何も見えません。
山頂標識の右を進むとすぐにお堂があり広場のようになって、島原市内と有明海を見下ろす
ようになってますがこちらの方向もだめでした。


おにぎりを食べていると陽がさしてきてかすかに見える程度にはなりました。


これ以上には良くなりそうにないので下りました。
途中で子供連れの親子の方が登ってくるのにすれ違いました。
近くの方でしたが、さすがに今日のような状況では登る人は少ないようです。

時間があったので雲仙岳災害記念センターに寄りました。
これは島原市が建設したそうですが、ネイチャーセンターは環境省でその他にも国土交通省
の何かがあるとか聞きました。

記念センターで聞きましたが1年に一度、一般の人も普賢岳から平成新山へより近い所まで
歩けるそうですで時期を聞きましたがわからないと言ってました。

記念センターを出て島原港に向かう時になって眉山もガスが取れ見えるようになってきました。
下の写真が船からの眉山です。右端のピークが七面山です。
まだ雲仙は眉山の後ろに隠れて見えません。


船が港を離れるとやっとガスにかかった雲仙が見えるようになりました。眉山の左先です。


今日は残念でしたが、西鉄大牟田線、三池港へのバス、島鉄高速船と連絡がいいので
今度雲仙に行く時はまた利用しようと思います。
7時30分に天神出発で島原港着は9時40分です。
ここからバスに乗り継いで雲仙の温泉街に着くのは10時40分頃になります。

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高所恐怖症のひとこと。
林の中の道なのでほとんど下が見えません。
怖いかもしれないけど道が整備されているならあの三角形の天狗山に登りたかった。

コースタイム 
ネイチャーセンター(10:23)-七面山登山口(10:44)-分岐(10:53)-山頂650m標識(11:05)-山頂270m標識(11:27)-七面山(11:40〜11:58)-山頂650m標識(12:20)-七面山登山口(12:36)

歩行距離 3.5K  累積標高 335m


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号