山歩きの記録
           2008年6月13日 九重 星生山
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雨の予報だったのが晴れに変わったのでミヤマキリシマを見に出かけました。
予定は星生山に登り帰りに扇ケ鼻に向かうつもりでしたが、扇ケ鼻はあまり
良くないとのことで北千里浜経由で帰りました。
今日は金曜日でしたがたくさんの登山者がいました。
きっと急に晴れたので最後の機会と思ってミヤマキリシマを見に来てるんでは?

星生山へは星生新道から登ることにしました。
登山口は大曲の駐車場から牧の戸へ50m程度進んだ所です。
たくさんの車が道路に止まってましたが、登山口は標識がないのでわかりにくいです。
タクシーの運転手が教えてくれましたが、聞かないと苦労したかもしれません。

写真の車の間に狭い入り口があります。赤いテープも見つけにくいです。

すぐに急坂となり林の中を登ります。15分程度で展望が開け長者原や左に三俣山が見えます。
上には通称、乳首岩と言われている岩も見えてきます。
この岩の右を通りさらに進むと星生山の斜面のミヤマキリシマが
よく見える場所があります。左に踏み後がありました。
下の写真は振り返った乳首岩と星生斜面のミヤマキリシマです。


登山道の周りにもミヤマキリシマが咲いています。


その少し上には大岩があります。数人の登山者が休んでいました。遠くには湧蓋山も見えます。




霞んでますが夢大吊橋も見えます。下の写真はズームアップしたものです。


ここから少し登ると星生尾根の分岐点に出ます。ここにはケルンがあります。
尾根を右に下ると西千里の西端付近の星生登山口へ、左はすぐ上に星生山頂が見えます。
また西千里浜の中央付近の星生登山口へは南へ急坂を下ります。
下の写真左が右へ向かう尾根道、右が西千里浜への急坂です。急坂の先の山は久住山です。

山頂よりこの分岐点の方に多くの人が休んでいました。
ここは暖かくて風がないせいか虫が多いです。周りを飛び回っていました。

ここで扇ケ鼻を経由して来た人から聞くとミヤマキリシマはあまり良くないとのことでした。
ここから扇ケ鼻を見下ろすことができますが、確かに花の数は少ないように見えます。
その先には阿蘇も見えます。


今日は扇ケ鼻はあきらめて星生崎へ尾根歩きをすることにしました。
ここから山頂はすぐで5分程度です。

下の写真は山頂標識と硫黄山を見下ろした所です。


尾根は岩が多く急な所もありますがある程度は面白く感じました。
少しずつ慣れてきたかもしれません。
ずっと尾根を歩く道と右斜面を歩く道があるようです。左の写真は山頂を振り返って見ました。


ピークは途中にもあったような気もしますが最後のピークが星生崎です。
下の写真は最後のピークに向かう所です。


星生崎の下には避難小屋が見えます。


星生崎からは右に向かう道もあるようですが、私は今日は左の優しい道を下ることにしました。
下の写真は下る途中で見上げた所です。


久住別れに着きましたがここから平治岳を見ると上の方はピンク色に染まってます。


多分星生山の斜面よりもっと広い範囲にミヤマキリシマが咲いているのでしょうね。

ここから北千里浜に下り諏蛾守越に向かいました。
何人かの人が三俣山から下りてきてましたが思ったより急で怖い感じがします。
昔登った時は何も感じなかったけど。。。 いつかは登ろうと思います。


ここから長者原まで下りましたが結構長いですね。
下る途中で足の先が痛くなってきました。最近下りで痛くなることが時々あります。
靴が小さいわけではないと思うけど足の指をぐっとつかむように曲げて歩きました。
紐も締めなおしたけど同じなので後でなぜか調べようと思ってます。

下の写真は長者原から見た星生新道の稜線です。
稜線の中央付近が乳首岩、左端が星生山頂です。


コースタイム 
大曲登山口(11:01)-乳首岩(11:35)-大岩(12:09)-星生尾根分岐(12:19〜12:30)-星生山(12:35)-星生崎(13:06〜13:22)-九重別れ(13:33〜)-北千里浜(14:06)-諏蛾守越(14:24〜14:40)-林道分岐(15:03)-長者原バス停(15:51)

歩行距離 8.3K  累積標高 +716m -920m


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号)