山歩きの記録
           2008年5月3日 鷹ノ巣山
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前回は三の岳ロープの所で引き返したので再度挑戦しました。
JRを乗り継ぎ彦山からバスで豊前坊まで行き、ここから出発です。

車道をしばらく歩くと右に林道分岐が見えます。
右の林道に向かいます。車は通行止めで入れません。


この分岐付近から一の岳がすぐそこに見えます。


石ころで荒れた林道を進むと左に登山口の標識があります。

平坦な所を過ぎ少し登ると巻き道への分岐があります。
*帰りは無理をせず安全な巻道へとの注意書きがあります。


まっすぐ進むと坂は急になり、ロープが現れます。
 

このロープ場を過ぎると背丈ほどの笹の中を通過し一の岳山頂に到着です。
展望は望めません。

一の岳から二の岳への鞍部に下ると、天狗ラインからの分岐があります。
鞍部への下りはロープがありますが登りに比べるとそれほど急ではありません。


二の岳へは尾根歩きが続きますが、最初の岩尾根を過ぎると巻き道の分岐です。

岩尾根歩きがだんだんきびしくなりますが、下の写真の岩尾根は怖くて右に向かいました。
右に回っても山頂に行けます。この岩はロープもなく左は崖です。


二の岳山頂少し前で親子連れの方を追い抜きました。
後でバス待ちの時に聞くと小学校2年生で二の岳山頂まで行き引き返したとのことでした。
下の写真の左下にその男の子がロープを使って登っています。


二の岳は山頂がどこかはっきりしません。
インターネットで見た写真では山頂に標識があるようですが見つからず、
一番高そうなピークでGPSを見ると二の岳山頂付近を指していました。
  三の岳鞍部で一緒になった方がニノ岳を間違ってスキップしたので帰りに、ニノ岳山頂を
  探してみるとのことでしたが、後でバス停で聞くとやはり山頂の標識は見つからなかったそうです。
  ケルンが積んである所が山頂ではということになりました。

ニの岳から三の岳への鞍部に向かう所にほぼ垂直のロープの下りがあります。10m以上あるかも?
右の写真は上から見下ろした所です。

高所恐怖症ですがロープは岩の間にあり下は平坦になっていますのでそれほど怖くはありません。
後でバス停で親子連れの方に急に見えなくなったので落ちたかと思ったと言われました。
このロープを下った先で下から登ってくる福岡からの人に会いました。
ニの岳山頂に向かったつもりが間違えて巻き道に行かれたようです。

鞍部で巻き道との分岐を通過し三の岳の岸壁の下を右回りに進みます。
しばらく進むと下の写真のロープ場が現れます。やはりここが一番すごいかも?

一番上の岩の間から先を覗くとその先はすごい絶壁となっていました。
右の写真は左と同じですが下った後帰りに撮ったものです。
この上から更に左に向かい短いロープがあります。
この短いロープに取り付く所が今日の一番怖い所でした。右は崖です。

このロープを過ぎ少し急な坂を上ると、平たい岩の見晴らしの良い場所に着きます。




ここから三の岳山頂はすぐです。狭い怖い尾根歩きが続きますが。


山頂からは展望は望めません。
先の方向に少し行くと林の間から下の写真のように見える所があります。
一の岳、ニの岳が見えます。左先は英彦山の北岳と思われます。




鞍部で会った方とここまで一緒に登りました。
一人で登るよりは安心感が全然違います。
山頂で食事をして下りましたが、やせ尾根の所は怖かったですが
ロープの所はそれほどでもありませんでした。
一緒になった方はニの岳山頂に向かうとのことで、私も行こうかと思いましたが
断念して一の岳の登山口の所まで巻き道を経由して戻りました。

帰りに林道へ分岐する車道付近から望雲台を見上げました。
下の写真ですが、鉄の杭と鎖が見えました。

右の写真の中央付近です。望雲台は登っていないのでどの部分のクサリかはわかりません。

今日山歩きで会った人は4人だけでした。
ここは英彦山に比べると少ないですね。

コースタイム 
豊前坊駐車場(10:17)-一の岳登山口(10:33)-一の岳山頂(10:53)-鞍部分岐(11:04)-二の岳山頂(11:31)-ロープ場(12:10)-三の岳山頂(12:22)

三の岳山頂(12:52)-三の岳巻き道分岐(13:15)−二の岳巻き道分岐(13:28)−一の岳登山口(13:46)−駐車場(14:01)

行距離 4.5K  累積標高 350m



鷹ノ巣部分のUP。左から一の岳、二の岳、三の岳。


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号平19総使、第620号)