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以前黒髪山に登った時遠くに印象的な三角形の山が見えました。
方位板で確かめると虚空蔵山でした。そしていつかは登ろうと思ってました。
福岡からは遠いですね。 武雄温泉までの2枚切符を買い、博多駅からは特急です。 武雄温泉からバスに乗り換え嬉野温泉に向かいます。 嬉野温泉から不動山までタクシーです。ここまで自宅を出てから約2時間半です。 タクシーの運転手の話では地元では虚空蔵山はこくんぞうと呼ぶそうです。
不動山バス停付近でタクシーを降りて出発です。 この辺りから虚空蔵山の崖の部分が見えます。
写真の中央付近の山頂の右のなだらかな方から登ります。
しばらく歩くと虚空蔵山駐車場の標識がありそこは数台駐車可能な広さがあります。 その左の小さな橋を渡り右に向かいます。いきなりコンクリートの急な登りとなります。 右には茶畑が広がっています。 茶畑が終わって小さな社の前に出て、右に進みます。 大きな岩の前を通るとすぐに分岐です。
正面は木場から(木場からのファミリーコース)で、虚空蔵山は左へ進みます。 尾根にでてしばらく進むと岩屋からの道が左から入ってきます。 さらに進むと右から木場からの道が入ってきます。 ここは木場からの冒険コースを通ってくる道だそうです。これは木場新道と呼ぶらしい。
途中にはロープがあり、急な所がありますが林の中で怖いところはありません。
木場新道からの分岐を過ぎるとすぐに山頂です。遠くから来たのにあっけない登山でした。 頂上には三人の人がいました。
山頂は狭い尾根状になっていますが、南の方向に進むと足がすくみました。 長崎のマッターホルンと呼ばれるあの三角形の切り立った崖の上なのです。 はるか下に林道が見え、遠くには大村湾が広がっています。 方位板がありますが、私はその先には進めません。 長崎から来た人に写真を撮ってもらいましたが、方位板の先で座り込んでいました。 方位板から少し戻り、南側のやぶの間から覗くとそこもすごい崖でした。 やぶがあって直接見えないのと、ないのでは雲泥の差です。
この写真の方位板の少し先が切り立った崖です。先に大村湾が見えます。
この方位板の先は黒髪山以上の怖さでした。
南方向の雲仙(上の写真)は雲にかかってはっきり見えませんが、
北方向の青螺山(下の写真)ははっきり見えます。
山頂を出発して最初の分岐に戻り、すぐ下の岩の洞穴で食事です。 そこから不動山バス停付近に戻りタクシーを呼んで帰りました。
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